ニュースでみた、2001年12月22日の、九州南西海域のおける工作船事件の実態を、自分の目で見てきました。
場所はみなとみらいの横浜赤煉瓦パークの傍らにある、海上保安庁横浜海上防災施設のかたわらにあります。
なぜ、急に思い立って、見に行ってみようと思い立ったかというと、以前、この国籍不明の不審船の残骸が、船の科学館に
出張展示されていたのを見逃してしまっていたのと、政治政権が代わり、政治の混迷のなかで、拉致問題がどうなるのか、素朴に疑問に思ったからです。
ニュースの一コマでみた以上のインパクトがあり、想像以上のショックをうけて、ちょっと哀しい気持ちで帰ってきました。
わたしは、閉館間際の16:28分に入館(最終入館は16:30だったようです)駆け足ながら、じっくり見てきました。
(写真撮影は、自粛しました。すみません、ご関心のあるかたは是非ご自身の目でみにってみてください)
海上保安庁の巡視船「あまみ」と不審船の発見から追跡、停船命令(英語・日本語・ハングル・中国語で警告、停船命令の旗の掲揚)、そしてまず、上空への威嚇射撃、次に、海面への威嚇射撃、そして不審船船体(船首)への威嚇射撃をビデオで見ることが出来ました。
不審船からの攻撃をうけ、巡視船も被弾、正当防衛を確認してからの反撃、きちんとやっているというのと、実弾を撃ち合う生々しさが、とても恐ろしい印象でした。
最終的に、不審な工作船は自爆し、なにか、証拠物品と思われるのを海中に投げ捨て、爆発。
鎮火までのダイジェストでも衝撃的でした。
逃走中、赤旗をはためかせて、隣国を装ってみたり、日本語やハングルで「あっちへいけ」などという不審船の船員にも
驚きましたし、被弾して船が炎上しても毛布や消火器で冷静に消火しようとして、停船しないのにも驚きました。
最後には、自爆し、暗闇で、アクション映画の「ランボー」などでしかみたことない、肩に背負って発射する、ロケットランチャーを闇空に撃ち放つ映像をみたときは、ぞっとしました。
不審船の母船の残骸は船体の中に、工作活動用の小舟を格納できる区画があり、船尾から観音開きで、小舟がだせるようになっていました。
無線機、ポケコンなどの電子機器の一部は、アキバで買えるような日本製品、ロケットランチャーは口径40mmと85mmのロケット弾、7.62ミリ軽機関銃、無反動砲という82ミリの固定の脚がついたものや、二連装機銃という発射口が二つならんで
連射できる機銃には、ハンマー、釜に星の刻印や開閉がハングル文字で掘ってありました。
殺傷能力のある武器を積んでいて、かつ、水中でスクリュープロペラを回して、つかんでいる水中の人間を先へ進める水中スクーターと、あきらかに漁船ではないという現実。
防寒ジャンパーにはハングル表記で新星印、たばこもハングル表記、そしてあの国のお方のお顔バッジ。
安穏と暮らしていられるのも、こうした脅威からの保安活動をしてくださっている方々のおかげなのだなというのを痛感して帰ってきました。帰り道、スクーターで走りながら、思わず涙がこぼれました。
海上危機という、日常、陸に暮らしている人には意外に関心のなかなか向かないところに、まずこうした現実をみて、何を感じるか、そこからいったい何が自分にできるのか、青臭い学生みたいな文章で恐縮ですが、自分にできることを考え行動しようと心に思いました。
いつわること、だますこと、そして、しらないふりをすること、それは罪だし、うばったものをかくすことは、問題だと思います。
関心のあるかたは、こちらを御参考に。
海上保安庁(Japan Coast Guard) ホームページ:
http://www.kaiho.mlit.go.jp/
海上保安資料館横浜館(展示されている場所です。)
神奈川県横浜市中区新港1-2-1
地図:
追補:2008/08/15 23:06UTC+9:00@Tokyo
現状の日本の弱腰外交に、ものを言える勇気ある人びとが、国際的に力を合わせ連携して、不条理と人道的テロである、この拉致問題を、風化させないこと、行動を起こすことが、何より大事だと思います。
ご参考に(fyi):
救う会:北朝鮮に拉致された日本人を救う全国協議会
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